就業と退職 PR

退職前の有給休暇を勝ち取る1つの方法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんばんちは。

退職して3週間ほどたちました。離職票は最近やっと届き退職を実感した次第です。

元いた会社は規模が小さすぎて退職の手続きなどは社長がやっているのですが、

離職票2週目では社長が1週間休みなので問い合わせができなかった。なんて会社だ。

 

さて退職まで一月半ほどになったころの話。

有給をたっぷり使うスケジュールを社長に伝えたところ

「そんなに休まれへんで!今年の有給が18日、今年度は半年たつので9日しか使えへんで!おまけして10日とらしたるわ!!」

完全なおかしな論理。労働組合もない零細企業の鑑。

営業で培ったまるめこみ力とまくしたて力で勢いで話が終えられた。

やはり、零細企業では難しいのか。他の人に聞いても有給使ってやめた人がいないという。

大企業では法律が守られているところが多いと思いますが、

小さな会社にいたら、こういった労働基準法で守られた権利も間違った事をすりこまれてそれが当たり前になります。会社に染まるってやつ。

ネットで色々探したが、やはり自分が正しい。でも自分だけで申し立てをしても同じようにまるめこまれるので後ろ盾が欲しかった。

弁護士に相談か、労働基準監督署に相談か。お金かけるのも、もめるのも面倒だ。

メールで簡単に実状を話し、アドバイスがもらえるのがベストだと感じ一つ思いつきました。

 

その名はユニオン!

私は大阪で働いていたので全国一般ユニオン大阪のホームページからメール相談をしました。

私の文面

10年間勤めた会社を10月いっぱいで退職する予定です。
そこで今年度が19日、昨年度が14日分の有給が残っているので、10月はそれらの消化に当てようと社長に話したのですが。
今年の取得分の19日から半年働いた分の9日しか使えないないと言われました。
勢いで言い負かされたのですが、私の中では33日使えると思っていました。
社長の話は本当でしょうか。よろしくお願いします。

若干エモーションが滲み出る文章。

そして朝には会社で返信を確認しました。

よりぽさま
社長は間違っており、あなたが正しいです。
専門家に聞いたら違うといっていたと社長にいってください。
社長が認めなければ、労働基準監督署を活用してください。
全国一般ユニオンおおさか 書記長 ○○○○

神のお告げです。書記長様ありがとうございました。

背中を押してもらった。念のためでiphoneで録音して交渉した。

「専門家に相談したのですが、やはり社長が間違っています。」

「あの時は、あんなん言うたけど。そんなに休みたいんやったら休んでいいよ。次はどうするねん、相談乗ったるから。」

 

専門家という言葉だけで手のひら返し。

ユニオンすごい。社長やばい。

 

こうして無事有給を獲得できました。以下まとめ

まとめ

【前提条件】

・労郷組合がない零細企業。

・お金も時間も体力も極力かけたくない。

 

【対処方法】

・労働組合もない零細企業で有給交渉する場合はユニオンに相談しよう。

・上記でダメなら録音、有給申請書類などの証拠を確保して労働基準監督署に相談。